Carl Auböck 3808 Brass and Leather Magazine Rack

¥220,000 JPY

Item No. 35-22

Austria
Size W300 D155 H505 mm

1951年にカール・オーボック2世によってデザインされたマガジンラック。

カール・オーボックは、オーストリアのウィーンで120年以上、4世代に渡って金属工房を営む一家です。
1900年に生まれたオーボック2世は、両親のもとで金属工芸を習得したのちに、 ウィーンの美術学校やバウハウスで主に絵画を学び、1926年に工房を継ぎます。
彼は、ヴィエナ・ブロンズと呼ばれるウィーンの伝統的なブロンズ細工(主に動物の形を模したもの)に、独特の新しい現代的感覚を持ち込んだ、さまざまな装飾品、家庭用品をデザインしていきました。
1940年代から50年代にかけてのオーボック2世のデザインは、精巧に作られ、深い触感を持ち、しばしば気まぐれなユーモアを感じさせるもので、ウォルター・グロピウスやチャールズ&レイ・イームズといったモダニストたちがこぞって収集する、人気の高いカルト・オブジェとなったのです。
現在、工房は4代目一家によって引き継がれています。